横尾弘一の「野球とともに生きている」season3
もしもタイムマシンを作れたら
もしもタイムマシンを作れたら、

20世紀が終わる年の夏、

あと一歩で甲子園に届かなかった彼の涙を拭いたい。


もしもタイムマシンを作れたら、

神宮を舞台に活躍する彼が、

プロを目指して取り組む練習をサポートしたい。


もしもタイムマシンを作れたら、

試合に出場する機会を与えられず、

苦しみもがく彼に明日の光を見せてあげたい。


けれど、タイムマシンを作れない僕は、

何ひとつ彼の力になってあげられぬまま、

山あり谷ありだった歩みを一度止めようと決断した彼を

ただ「お疲れ様」と見送ることしかできない。


それでも、僕のように過去の記憶を書き換えようとするのではなく、

すべての経験を糧にして、常に前を向いている彼は、

タイムマシンを作って未来を見に連れて行かなくても、

その未来にどんな苦難があったとしても、

すべてを辛抱強く乗り越えて、栄光の歴史にしていくだろう。


僕はいつまで経ってもタイムマシンを作れないだろうけど、

また彼が勝負の舞台に戻って来た時、

確かな足取りで刻んでいくシーンの一つひとつを、

いつの時代の人でも知ることができるよう、

しっかりと書き残していきたいと思う。


多幡雄一選手


多幡雄一さん

タイムマシンがなくても、

あなたが戦う姿をこの目で見つめ、

あなたの勇敢さを肌で感じ、

あなたと同じ時代を生きられる幸運に感謝しています。

そして、あなたの夢の続きを僕も眼差していたい。

いつでも、いつまでも、

僕のヒーローでありますように。

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