横尾弘一の「野球とともに生きている」season3
大分高の甲子園練習について
大分高の女子マネージャーが、ユニフォーム姿で

甲子園練習に参加したことを注意された件で、

大分高の甲子園練習

色々な方が色々なことを言っています。

残念だったのは、著名な元アスリートの発言。


「世の中と最もずれている競技になりつつある」


女人禁制という表面的なことだけを見て、

感情論に訴えればそう言えるのかもしれません。

確かに、高野連はお固いし、偉そうに思えることもあるし、

古臭いと感じることもあります。

でも、それが抑止力となって、

高校野球を守っている部分も大きいのです。

そのことがいいか悪いかは別として、

高校野球の注目度には、他の高校スポーツと比較に

ならないくらい高いものがあります。

また、豊かな将来性を備えていると見られた選手は、

未来のプロ野球選手として扱われます。

この高い注目度とプロ野球とのつながりという2点を、

巧みに利用しようという大人がたくさんいます。



うちの高校の知名度(偏差値)アップに野球部を利用しよう。

そう考える学校経営者が実在するから、

簡単に特待制度を広げるわけにはいかないのです。

連帯責任の処罰は時代錯誤と言われますが、

それによって他の高校スポーツ競技者よりも

非行やその種類の環境から

生徒が遠ざけられている側面もあるのです。

では、女子生徒のグラウンドへの立ち入りは?

硬式野球を経験したことのある方なら

百も承知ですが、硬式球には当たり所によっては

命を落とす危険もあります。

そんなものがあちこちから飛んでくるグラウンドには、

毎日のように練習していない人が入るべきではない。

3年間、ノックのボール渡しを毎日していても、

何も危ないことはないかもしれない。

でも、あるかもしれないのです。

そして、もし不幸な事故がグラウンドで起きた時、

「女子をグラウンドに入れるからだ」

と指導者、学校側の責任を問う声は絶対に出てきます。

命にかかわるケガ、悪い大人と接触する機会、

そういったあらゆる危険から

生徒を少しでも遠ざけようとすれば、

主催者として簡単に「OK」と言えないことは

いくつもあるでしょう。

高野連が「世の中とずれている競技」と言われても

古臭い団体であり続けるのは、

華やかな甲子園大会の陰で、そうした事案がいくつも

起きた(起こりそうだった)のを承知しているからです。

実際、大分高の女子マネージャーも、

ノックのボール渡しをする際に

ヘルメットを被っていないようでした。

この危機管理意識では、

やはりグラウンドに入れるべきではないと思いました。

高校野球に打ち込む情熱には、女も男もない。

でも、どんな些細なことでも、

危険からは守ってやらなければならないと思います。

僕もとっても保守的で、古臭い人間です。

今日は、『京はやしや』のパフェで休憩。

きょうはやしやのパフェ

大分高、頑張れ!!

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コメント
コメント
おっしゃるとおりだと思います。
2016/08/04(木) 20:23:27 | URL | 山本 #- [ 編集 ]
こういうことを言ってくれる人が少ないです。
30年以上も前の話ですが,私がいた硬式野球部に運動神経抜群のかわいい女子マネージャーが入部してくれたんですが,彼女が初めて練習に参加した際に,グラウンド内の邪魔になりそうな場所に止まったボールを(よかれと思って)張り切って取りに入った瞬間,先輩部員が大声で「勝手に入るな!」と怒鳴りつけ,泣かせてしまったことを思い出しました。
2016/08/04(木) 22:00:22 | URL | あまちゃん #- [ 編集 ]
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