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努力を続ければいいことがある

大久保博元監督代行で逆襲を目指す東北楽天では、

ゴールデンルーキーの松井裕樹投手がプロ初勝利を挙げました。

表現はよくないけど、中継ぎ登板のタナボタ勝利です。

デビュー当初は、ファンもメディアも初登板で15奪三振の初勝利、

みたいな夢を思い描きます。けれど、そうそう物事が上手く運ぶことはなく、

松井投手もプロの洗礼を浴びて苦しんだでしょう。

そのうち、周囲は「ダメなのかなぁ」と不安になってきますが、

そうしたタイミングで初白星を手にできたのはよかったのではないでしょうか。

勝負事は、自分の思い通りのストーリーを描けることなどそうありません。

かつてのスター候補が、誰もが忘れた頃にようやく結果を残すこともよくあります。

スタートから輝くか、時間を要するかで周囲の注目度や期待は変わりますが、

彼らの野球人生に伴走している僕らのような仕事は、

どんな形でも、どんな時期でも、プロ野球の世界で自分の名前を残してくれたことが嬉しい。

それと同じように、プロを目指してプレーしている社会人選手には、

どんなタイミングでもドラフト指名を受けられれば嬉しさを感じます。

今年も、高卒3年、大卒2年の“リーチ一発”で指名される選手、

一方では忘れた頃に指名される選手がいるでしょう。

いずれにしても、ひとりでも多くの夢が叶うよう、願いながら取材している

という側面もあります。そんな思いが強くなるのが、都市対抗野球大会です。

落合博満さんは、野球人生をベースランニングに喩えてこう言います。

「バットを振ったら、脇目も振らずに全力疾走で一塁まで辿り着け。

一塁ベースを踏まなきゃ、二塁より先を目指すことはできないんだから。

ホームランなんて狙う必要はない。まず必死こいて一塁ベースに立つことだ」

東京ドームの晴れ舞台に立てるすべての選手に、頑張っていただきたいと思います。

古臭い表現だけど、努力を続ければ、必ずいいことがあると信じて。

さて、今夜は都市対抗取材の打ち合わせで専大前の『ひかり』へ。

桜鱒の塩焼き

桜鱒の塩焼き、

蛤の酒蒸し

蛤の酒蒸し、

鰹のたたき

鰹のたたき、ときて、

肉!!

肉!! 山葵が効いて美味。

鰯フライ

鰯のフライまでいただき、さらに名物の蕎麦で仕上げました。

お揃いの財布

財布がデザイナーの熊谷憲治さんとお揃いだと知って幸せな気分。

僕にも福沢諭吉先生がたくさん来るといいな。



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2014-07-02 : プロ野球 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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Author:横尾弘一
野球ジャーナリストで著述業を
生業にしている横尾弘一です。
毎日の仕事を通して感じたことを思うままに書きたいと思います。

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