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盗塁は盗塁……という時代じゃない

プロとアマチュア合同の日本野球規則委員会が開かれました。
プロでは、今年から点差が大きく開いた場面で選手が盗塁した場合、
メジャー・リーグと同様に盗塁を記録しないことを決めたそうです。
ちなみに、適用する点差については、公式記録員が試合展開を見て判断するとのこと。

とうとう、この日が来てしまいましたね。

これまで、『盗塁』の記録については、
日本では、投球の間に次の塁へ到達したという事実に
基づいて記録されていましたが、
今後はアメリカの規則書に倣っていくということです。
確かに、昨年の東京ヤクルト×横浜で大量リードの横浜が
盗塁した際に、古田敦也監督が激怒するなど、
点差のある展開での盗塁は
「傷口になお塩を塗り込むプレー」として見られています。
でも、僕の中には
「あれは石川雄洋選手の記念すべきプロ初盗塁なんだよな」
という古臭い日本的な考え方もあり、
どんな場面で走っても、盗塁は盗塁にしてほしいとも思っています。
早速、プロ野球の公式記録員の方に伺ったところ、
僕の考えは「最近では数少ない貴重な意見」とのこと。
う~ん、そうか。このことは、もうしばらく考えてみます。








2008-01-10 : プロ野球 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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横尾弘一

Author:横尾弘一
野球ジャーナリストで著述業を
生業にしている横尾弘一です。
毎日の仕事を通して感じたことを思うままに書きたいと思います。

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